木のちょっといい話の記事「ニチハ フロアー養生板」

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木のちょっといい話

今出川建設が使用している紀州材を取り扱っている山長商店さんが「家にはどんな木材が使われているのか?」について詳しく解説します。

ニチハ フロアー養生板

2014.09.14

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フロアー養生板は、木材の高度有効利用を目的に廃材や木材チップを原料とした、養生専用のファイバーボード(繊維板)です。シックハウス規制の告示対象外商品であり、表面に網目状の加工をして足をすべらせる心配を軽減してあります。また地球環境問題や木材資源のリサイクルに貢献する商品として、(財)日本環境協会から「エコマーク商品」の認定を受けています。

【メモ】「What’s ニチハ?」

今日では窯業系外装材のトップメーカーとして知られるニチハですが、廃材や端材を有効利用したハードボード(硬貨繊維板・住宅邸周囲用部材の他、自動車内装下地、家具などに利用)のメーカーとして、1956年『日本ハードボード工業(株)の社名で設立。フロアー養生板はニチハの出発点ともいえる商品です。

【レポート】なぜ「ラワンの代替化」を進めなければならないのか

山六:……という訳でこのフロアー養生板を使って頂くと、ラワンの代替化にもなるのです。

工務店様:素朴な疑問ですけど、「日本人がラワンをいっぱい使うから、東南アジアの山が禿山になった」と盛んに言われてきましたけど、昔の植民地とは違って、相応の対価を払っている訳だから、得たお金でいっぱい植林すればいいじゃないですか。

山六:問題はそこなんです。木は成長する過程で大気中の二酸化捜索 (C02)を吸って酸素(02) を吐き出し、炭素(C)を体内に固定化します。ですから地球温暖化の原因とされる大気中のC02の増加を抑制する観点からは、旧来の自然保護のように森に全く手を付けないのではなく、ある程度成長した木は伐採して森に場所を空けて、日陰になっていた若木や植林した苗木に場所を譲り、それらが育っていく。そして切った木は“材木として第二の人生(?)を送って頂くのが望ましいのです。

しかし、ラワンの場合その場所を空けた後が問題なのです。例えば日本の桜だったら入学式の頃に花が咲いて、さくらんぼが毎年同じ時期に実りますよね。ラワンの場合”集団開花”といって 2~10年位に1度、例えばボルネオ島東北部といった規模で一斉に花が咲いて、その後しばらく花が咲かないので、植林しようとしても、種を集めにくい。種を集めて植えても発芽しない。発芽してもその後なかなか育たないそうです。杉・桧などの針葉樹と遣って、ラワンは進化している分、デリケートな性質になっているそうです。

工務店様:となると、自然に育ってくる量以上にラワンを切り続けると、ラワンの森がなくなってしまうという道理ですね。ラワンがよくて使っている箇所、色々とあるんですけどね…。

山六:現在、日本を始めとする各国の研究者がラワンの生態の研究を進めていて、そのうちに大規模に植林できるようになるかもしれませんが、仮にそうなったとしても、それらの苗木が育つまではラワンの代替化を進めなければならないでしょう。厚みのある合板はかなり針葉樹への代替化が進みましたが、薄い合板を針葉樹で代替するのは難しいでしょうね。ですから代替化の難しい所はラワンを使う。代替できるところは切替えていきましょうという方向です。養生の為のラワン合板はこのフロアー養生板で代替できないですか。

工務店様:「エコでなくエゴ」と言われるかもしれませんが、現状で問題なくいっている方法は、正直に言えば、簡単に変えたくないんですよ。

山六:ごもっともです。床材にキズが付いて貼り替えるとなっては、本末転倒ですからね。徐々にこのフロアー養生板を使って頂いている工務店様も増えてきてはいますが、念のため部分的に使ってみて様子を見るというのはいかがでしょう。

※ラワン:元来はフィリピン産のものがラワンと呼ばれていましたが、今日ではフタバガキ科に属する多くの樹種の総称として用いられています。マレーシア、サラワク、インドネシアからものものめランチ、サバからのものはセラヤといいます。

今出川建設 施工例

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