木材価格の動向について
木の話-063
全国的な木材価格の変動
木材価格は、昭和55年にピークを迎え、その後下降しはじめました。ただ、昭和62年から平成2年までは旺盛な住宅建設に支えられ、ヒノキ材を中心に一時的な木材価格の上昇がみられました。
しかし、平成3年には景気の拡大が減速する中で住宅着工戸数が大幅に落ち込んだため、国産丸太の価格は上昇から下降へと転じてしまいました。
参考:和歌山県情報館
http://www.pref.wakayama.lg.jp/(別ページで表示)
レポート テニス必勝法!?
著名な科学者サイモン・ラモ博士はその著作『初心者のための驚異のテニス』の中で、プロのテニスとアマチュアのテニスを科学的に分析したところ、最も重要な違いはプロの試合の得点の8割が「勝ち取った」ポイントであるのに対し、アマチュアの試合では逆に8割が「ミスで失った」ポイントであるという結果が得られました。
したがってアマチュアがテニスで勝つには、プロのようにすごいサーブを決めようとかラインぎりぎりのリターンを狙おうなどとは考えないで、ミスしないようにボールをきっちり相手に返しさえすれば試合に勝てるということです。
つまり「勝とう」とするのではなく、「負けない」ように試合を行うのが得策であるとのことです。 全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任したチャールズ・エリスは様々な分野を調査した結果、ゴルフや戦争、選挙、資産運用などでも上記のような方針が有効であるとしています。
ゴルフの達人曰く、「次のショットが打ちやすい所に打て」。エリスは「“最大化"ど最適化"を混同してはならない」と述べています。
この方針を建築に単純に適用するならば、目先の新しさや利益に惑わされず、伝統と実績のある素材や工法を選択することなどになるのでしょうか。
そういえば、美空ひぱりさんの『柔』の歌詞の冒頭は〜♪勝つと思うな。思えば負けよ。〜でした。まずはこの先生方の言っている方針が本当に有効なのか、テニスやゴルフの際にはこの方針で実験してみてはいかがでしょう。
参考文献:テャールズ・エリス『敗者のゲーム』日本経済新聞出版社
名木探訪 クリ
みねかた の くり
嶺方の栗
(白馬村指定天然記念物)
樹高約14m、胸高周囲7.2m。「白馬みねかたスキー場」の近<の道路脇の斜面にこの木は立っています。樹齢は数百年といわれています。
黄葉のなかに緑の葉が見られますが、これはクリとイチイ(常緑針葉樹)の癒着樹だからです。
生長の早いクリが、生長が極めて遅いイチイをだんだん包み込むように生長した結果と思われます。
向陽性のクリと極陰樹であるイチイが同じ場所で癒着しているのは珍しいことです。
所在地:長野県北安曇郡白馬村北城字嶺方